土曜日(9/6)、「よるべしるべ」ロケ
の後、映画「ルパン三世」を観る。
 

劇場で観るまでもないかと思ってた
のだけど、北村龍平の新書「監督という生き様」
を読んで、観たくなってしまった。

やはり相当の覚悟をして挑んだ作品であり、
様々な試行錯誤が繰り返された作品。

うーん、
決して、悪くはないし、がっかりということも
ないのだけど、なんだか、派手にドッカンドッカン
やったり、やたらと戦い、アクションばかりという
感じで、途中で何の映画を観てるのか
わからなくなったしまう。

著作にも「ハリウッドは個性を殺してしまう」
とあったが、そんな感じ。

キャラ設定や衣装をどういうスタンツでやるかは
苦労したかと思うが、脇キャラの個性が強くて、
逆にメインのキャラが薄まっている感があった。

玉山鉄二の次元はとってもカッコイイ。
銭型のとっつぁんは、コミカルとダンディの両方を併せ持つ
浅野忠信で、かなり似合ってると思うけど、
どうしても赤塚不二夫に見えてしまう。

不二子ちゃんは、うーん。
黒木メイサはとっても美しいし、アクションもいいけど、
クールビューティーすぎというか、シャープすぎる感じ。
じゃあ誰をキャスティングするのかというと、
すぐに出ないが、もう少しまろやかな色気が欲しい。
ルパンとのからみがとってつけたっぽいところもあったもの。

 

映画の後は、先日公演した朗読「大人の怪談小屋」の
打ち上げ。
9/2にオープンしたばかりの
若乃花プロデュース「若の台所」で。

 
〆のデザートはワッフル。