水曜日(1/7)、ソレイユ2にて、今年2本目は
「ぶどうのなみだ」を観る。
 
北海道発信の映画だけに、北海道の大自然の
美しさを存分に映像で見せている。

気候、風景、産物等 北海道の魅力を盛り込み、
ぶどうとワインのモチーフをうまく活かしていた。

最初は、不条理劇の舞台を観ているような
違和感があり、作品世界に入り込みにくかった。
そして、笑わず、悲しみを抱えたままの
大泉洋の抑えた演技に、息苦しくなった。

でも、過酷な冬があってこその雪解けの春の柔らかさが
活きるように、人の苦しみも乗り越えてこその
笑顔が素敵だった。

兄弟や親との確執等、描かれていないところが
気になったが、ヒューマンドラマではなく、
ファンタジーとして観るなら、それもありか。

ぶどうとワインのモチーフ、美しい風景が
ストーリーと合わさり、

大粒の雨が、いつも悪いことを連れて来る兆しだった
二人に、最後に雨が降りしきるシーンは、とてもよかった。

ワインの貯蔵シーンが、
いかん! 「マッサン」の
ウィスキーシーンとかぶってしまった。


染谷将太がとってもナチュラルなかわいい役。
染谷将太をこんな風に使うなんて!!
うらやましすぎるぅぅぅ。
きっと最後に何かしでかしてくれるのではと
思ってしまったが、何もないよねー。
だよねー。